LEGOテクニック補完計画
LEGOを取り巻く環境も変化してきて、レゴ社以外のコントローラやモーターを使ったり、ユーザーが自作した部品を使っても後ろ指されない状況になってきたような気がします。(レゴ社が寛容?)
もちろん、まるっと互換品を作るような業者はダメダメです…
LEGOの改造は以前から地道に進めているのですが、20年以上前の初代MINDSTORMSシステムを現代の技術で蘇らせるなど、Deepな方向に進みすぎたので… (上の動画) もう少し普通の改造?で進めようかと思います。これからレゴの改造関連で投稿するときは ”LEGOテクニック補完計画” のカテゴリー になります。 部品の作り方などは順次公開する予定です。
と前置きが長くなってしまいましたが、今回作ったユニットを紹介します。
全体構成:それぞれのユニットは一般的に普及しているI2C(Grove)インターフェースに統一しました。ケーブルはレゴ純正と同じ黒にしています。
Grove(I2C) ハブ:ただの4連コネクタ。(裏面はレゴ穴なので固定できます)
モーター: 回転速度、回転方向、ブレーキの制御が出来ます。 それぞれ独自のID(I2Cアドレス)を持っています。入手性の良いGeek Servo を改造して作っています。
サーボコントローラ:8個までのサーボを接続して、それぞれコントロールします。手頃なサイズの市販品が見つからなかったのでマイコン(PIC18F14K50)を使って自作しました。
サーボ: ”レゴでサーボを使う”で作ったサーボ
コントローラ:今回はM5Stick-Cを選びました。MicroPythonでプログラムできます。 M5Stick-C はバッテリーが小さいので外付けするなど対応が必要です。
このシステムをLEGO Ideas WALL-E 21303に移植してゆきます。
WALL-EはRaspberryPiバージョンとM5Stackバージョンなど作って来たのですが、今回作ったシステムを使ってシンプルに改造します。
MicroPythonとM5Stick-Cの解説は、こちら → http://itoi.jp/M5Stack.html
続く…
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